オンライン講座の受講が終わったら、受講生をオンラインサロンに誘導し、継続的に人間関係を構築していきます。
一見、コンテンツビジネスではないように思われるかもしれませんが、次のコンテンツビジネスを作る上で、非常に重要な役割を担ってくれるのです。
オンラインサロンを用意しておく理由
オンライン講座の受講が終わったら、受講生をオンラインサロンに誘導していきます。
オンラインサロンに誘導する理由は次の3つです。
①オンライン講座だけだと集客し続けることになる
オンライン講座はフロービジネスです。
オンライン講座で収益を上げ続けるためには、常に新規の顧客を集客し続ける必要があります。
対して、月額課金でお客さまをストックしていく仕組みであるオンラインサロンは、ストックビジネスです。
オンラインサロンを運営することで、毎月安定した収益を見込めるので、集客に追われ、売り上げの心配をする日々から脱出できるでしょう。
②コンテンツのファンはいつか飽きてしまう
オンライン講座はコンテンツのファンです。
何かに悩みがあったり、解決したいことがある人が、オンライン講座に申し込んでくれます。
しかし、コンテンツを求めている人は、必ずどこかでコンテンツに飽きてしまいます。
お客さまをずっと自分のところにつなぎ止めるためには、コンテンツのファンから自分のファンにつなぎ直さなくてはいけません。
オンライン講座の中で自分の人間性をより知ってもらうことで、最初はコンテンツきっかけで受講してもらったとしても、最終的には自分のファンになって卒業してもらうというのが理想です。
そして、オンラインサロンに入会してもらえれば、そこから先長いおつき合いができるようになります。
③気持ちに余裕ができれば、もっと魅力的になれる
オンラインサロンのようなストックビジネスでお金が稼げる仕組みを作っておくと、集客に対してガツガツする必要がなくなります。
集客のプレッシャーから解放されると、気持ち的に余裕ができます。
余裕ができると、お客さまに対して大きな気持ちで接することができるので、より魅力的に見られるようになります。
人としての魅力が増せば、オンラインサロンの集客にさらに役立つはずです。
オンライサロンで永続的な関係を構築
オンラインサロンのメンバーとは、永続的な関係性を築いていくのが理想的です。
一度お金を払ってくれた人は、リピートしやすいという性質があります。
最初はお金を支払うことに懐疑的で、疑り深い人でも、一度払ってしまうとハードルがぐっと下がります。
1回目より2回目、2回目より3回目の方がお金を出してもらいやすくなるのです。
新規より、リピーターを集客する方が顧客獲得単価は安くなるのですから、オンライン講座の卒業後にお客さまを流出させるのは非常にもったいないと思います。
オンラインサロンに参加してもらうことによって、いつまでもその関係性を持続できるような環境を作ることができます。
オンラインサロンでは、月に1回ぐらい実際に会えるようなイベントを企画するとよいでしょう。
実際に会うことで親近感が芽生え、お客さまがよりファン化していきます。
また、次の新しいオンライン講座を立ち上げるときも、最初にオンラインサロンで告知すれば、リピーターになってもらいやすいです。
新型コロナウイルスのような状況下において、仕事に対する価値観は大きく変わりました。
ガツガツ売上を求めるよりも、生涯つき合えるようないい仲間たちと気持ちよく仕事をし続けたいというような価値観が広まっている気がします。
気の合うメンバーで継続的にビジネスを展開していきながら、お互いに成長していく方が、ビジネスとしても面白いのではないでしょうか。
オンラインサロンを育てることで、いい仲間達が集まり、素晴らしい仕事環境になります。
同じメンバーと継続的にビジネスを展開し、互いに成長できるビジネスは面白いです。
ぜひ、あなたのオンラインサロンを立ち上げてください。
オンラインサロンを中心としたストック化
ストック収入としてのオンラインサロンの話をしてきましたが、コンテンツビジネスの中でストック資産になるのはオンラインサロンだけではありません。
集客のために作ったブログも、ストックメディアになります。
最初のオンライン講座と書籍の原稿ができたときは、1講座分の記事がアップされてるブログができあがります。
2つ目、3つ目のオンライン講座を作ったときも、記事を同じブログに投稿すると、記事がストックされ、ブログはどんどん大きく育っていきます。
違うオンライン講座の記事を読みたくてアクセスしてきた人が、「こんなオンライン講座もあるんだ」と別のオンライン講座に興味を持ってくれることもあるでしょう。
オンライン講座が増えるほど、ブログはストックメディアとして、安定的な集客の仕組みになっていくはずです。
書籍も複数出版すれば、書店の中でストックされていくので、ある意味ストックメディアといえます。
オンライン講座は、オンラインサロンへの流入口なわけですから、オンライン講座を複数展開することによって流入口がストックされていくということです。
オンラインサロンに参加してくれたメンバーは、新しいオンライン講座のアイデアも出してくれますし、新しいオンライン講座にも入ってくれるでしょう。
どんどん人が入って、コンテンツビジネスの商圏内でぐるぐる回し、ビジネスがどんどん加速するのをイメージしてください。
コメント