自分の中にあるコンテンツが何なのか? 何に価値があるのか? など、自分でなかなか分からないと思います。
そこで、今までの人生を棚卸しして、自分の中に眠るコンテンツを呼び起こす方法を解説していいきます。
自分の全てがコンテンツになる
「自分にはコンテンツにするものがない」と考えている人もいるかもしれませんが、それは間違いです。
あなたの中から、必ずコンテンツが見つかります。
ただし、どんなものでも売れるコンテンツになるわけではないので、コンテンツ化できるものの見つけ方や、テーマ発見のプロセスについてお話しします。
まずは、これまで自分が実際に勉強したこと、習ったこと、経験したことを棚卸しするところからはじまります。
まずはこれら全てを紙に書き出してください。
今までの人生を振り返って、とにかくうんと考えて、いろいろ書き出してみて考えてみてください。
次に、書き出したものの中から実際に体験したこと、実践したことから、成果につながったことだけを抽出します。
実践してみた結果、失敗したことでも、失敗を繰り返しながらも最終的に成果につながったことであれば、コンテンツになります。
あなたの経験は、あなたのように成果を出したい人にとって、貴重なノウハウだからです。
コンテンツが決まったら、そのコンテンツでオンライン講座を作ります。
そして、オンライン講座に集客します。
ここまでがコンテンツビジネスの1サイクルです。
オンライン講座は1年サイクルくらいで作り続けるのが理想ですから、ここでまた次の勉強をはじめて、実践をします。
そうやって、サイクルを回していきましょう。
勉強と実践を繰り返すことで、自分自身も成長でき、オンライン講座も増えていきます。
せっかく頑張って身につけたことですから、どんどんコンテンツ化していきましょう。
3C分析で自分の中から素材を書き出そう
自分の中から見つけたコンテンツの中からどれが需要があるかを見極めるためには「3C分析」の考え方を使うとよいです。
3C分析とは、自分・顧客・競合の3つの角度から分析するマーケティング手法です。
3C分析:自分
3C分析の「自分」では、自分の経験や実績を書き出します。
自分の成功体験や挫折体験など、人に教えられることを書き出してみましょう。
挫折経験から教えられるもたくさんあるので、挫折した経験も貴重です。
大事なのは、自分の体験に基づいているのかというところです。
ただ座学で学んだだけでなく、実践したことは、絶対に自分だけのオリジナルコンテンツになります。
どこからか学んだことをそのまんまではなく、自分の中で実践して成果を出したことだけを思い出して書き出してみてください。
3C分析:顧客
3C分析の「顧客」では、顧客のニーズを考えます。
先ほど、「自分」で棚卸しした中から、人に質問されること、頼られることなどを書き出してみましょう。
まわりの人から質問されるということは需要があるということです。
経験を思い出して書き出してください。
3C分析:競合
3C分析の「顧客」では、あなたの考えるテーマと同じような発信をしている人や企業を分析します。
似たような内容のオンライン講座や書籍があれば購入して、自分のできることと競合を比較してください。
そして、差別化できるポイントを見つけて書き出しましょう。
3C分析が終わったら、いよいよコンテンツ化するテーマを決めます。
コンテンツ化するテーマは図の色がついている場所を狙うといいでしょう。
つまり、自分と顧客が重なり、かつ競合がいない場所です。
当たり前ですが、自分の中にないことは語れません。
そして、お客さまが求めていないことはお金にはなりません。
さらに、競合がいないところを狙うことで、楽に集客することができるようになります。
差別化をして重なりあわないところで勝負した方がいいというわけです。
自分の場合はどうか、ぜひ紙に書き出して考えてみてください。
自分がやりたいことではなく必要とされていることを見つける
3C分析の中から、コンテンツ化するテーマを考えるときに大事なことは、自分がやりたいことではなく、必要としている人の目線で考えることです。
そして、テーマが決まったら、そのテーマを「どういう人が」、「どうなれる」「何をする」ということ言語化しましょう。
お客さまがどういう悩みを持っているのか、どういう欲求を持ってる人がこのコンテンツを必要としているのかを考え、その人がどうなれるのかの到達点、魅力的なベネフィットを考えましょう。
そうすれば、そのために何をするか、何を教えてあげるのかが見えてきて、コンテンツの全容がイメージできるようになるはずです。
ポイントは、具体的なお客さまがイメージできるかどうかです。
「こんなオンライン講座を作ってみよう」と考えたとき、「あの人は絶対顧客になってくれるはずだ」と思える人が何人かいる状態が一番いいです。
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