本を自己買いしてまでも、全国の商工会議所には献本してみましょう。
そこからセミナーの依頼があり、登壇するとコンサルにつながることもありますので。
著書を著者購入して商工会議所に献本する
自分の著書を売るためには、販促キャンペーンの他にも方法はあります。
その中のひとつが、自分の著書を著者購入して、商工会議所などに献本するというものです。
通常、書籍は書店で購入しますが、著者が出版社から直接仕入れると割引してもらえます。
それを利用して、著者が自分でまとまった数の書籍を購入することを「著者購入」といいます。
宣伝広告費が捻出できるなら、自分の書籍を著者購入して宣伝に使いましょう。
商工会議所をご存知でしょうか。
商工会議所とは、全国に大体500箇所くらいある、主に中小企業の商工業の改善や発展を目的とした経済団体です。
商工会議所では、セミナーや講演会などが頻繁に行われています。
著者購入した書籍をこの商工会議所に献本してみてください。
献本時にはセミナーの企画書を同封し、商工会議所のセミナー講師として登壇させてもらえないかお願いしてみましょう。
商工会議所でセミナー講師をすると、5万円〜10万円くらいの講師料がいただけます。
ただし、狙いは講師料ではありません。
全国で登壇させていただければ、そこで知り合った人たちに本を紹介もできますし、名交換をしてステップメールに誘導すること可能ですし、コンサルの依頼が発生することもあります。
新しいビジネスや人脈が生まれるチャンスがたくさんあるのです。
収支がトントンだとしても、登壇させていただけるなら、積極的に呼ばれるようにしましょう。
セミナー講師が不足しているという理由から、特に地方の商工会議所は狙い目です。
地方の商工会議所でセミナーをする場合、ギャラとは別に交通費や宿泊代を出してもらえるので、持ち出しはありません。
ついでに地方の書店への営業や読者との交流もできるので、それだけでも十分お得です。
全国500箇所の商工会議所へ書籍を送る場合、500冊の書籍が必要になります。
一冊1200円の書籍を500部買い取った場合、60万円の経費がかかりますが、この経費は、6〜12件のセミナーのオファーがあれば回収可能です。
500箇所の商工会議所のうち、6〜12件からオファーと考えると、そう難しくもない気がするのではないでしょうか。
書籍は最大の宣伝ツールなので、商工会議所への献本以外にもさまざまな場面で活躍してくれます。
ぜひ活用してみてください。
ちなみに、自分の書籍のテーマが商工会議所に合わない場合は、テーマが合致する業界団体などに書籍を送るのがおすすめです。
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