書籍を出版したら販促キャンペーンをする

書籍が出版されたら販促キャンペーンをしましょう。

商業出版をビジネスにつなげる場合、書店で買われることよりも、販促キャンペーンで買っていただいた方がメールアドレスも手に入りますし、次につなげやすいですからね。

 

 

書籍の販促は他人任せにはしない

出版社で企画の採用が決まったら、著者は書籍の執筆に入ります。

書籍の執筆は何カ月かかかるのが一般的ですが、あなたの場合はオンライン講座で書籍の骨組みができているうえに、ライターに執筆を頼めばそれほど時間はかからないでしょう。

ライターに頼めば、少ない労力で原稿が書き上がるわけですが、その間、あなたは遊んでいていいわけではありません。

 

書籍が出るまでに、オンライン講座の準備やできるだけの販促とキャンペーンの準備をしておきます。

特に出版をはじめてする人は、書籍は出版したら売れると思っていることが多いですがそんなことはありません。

書籍は出版社の商品なのだから、出版社が販促をするのが当然だという意見もわかります。

実際、出版社もそれなりに販促は頑張ってくれますが、最初からあまりあてにせず、自分でもしっかりと販促をする覚悟を持って出版に挑むべきでしょう。

 

意外に思うかもしれませんが、正しくSNSやブログをしていれば、自分の力だけでも結構書籍は売れます。

 

ただし、ここで忘れないで欲しいのは、本来の目的です。

書籍を売ることは大事で、出版社に赤字を出させるのはよくありません。

しかし、このコンテンツビジネスの本来の目的は書籍を売ることではなかったはずです。
本来の目的は、書籍を買ってくれた読者さんをしっかりとオンライン講座につなげること。

つまり、ただ書籍を買ってもらうだけでは目的を達成していません。最終的な目的を忘れないようにしましょう。

 

刊行されたら、まずは販促キャンペーンをする

出版したら、販促キャンペーンを必ずしてください。

著者が行う書籍の販促キャンペーンの方法は著者によって違います。

リアル書店で買ってもらうための仕掛けをしたり、Amazonで仕掛けをしたりと方法はさまざまですが、「ある一定の期間を区切って、その期間中に書籍を買って欲しいと読者にお願いし、買ってくれた人に対してお礼をする」という仕掛けをするのが、いわゆる書籍の販促キャンペーンです。

書籍は通常の商品と違い、割引して販売することができません。

早期割引などの手法は使えないので、プレゼントをつけるなどの工夫をすることでキャンペーン中に書籍を買ってもらいます。

 

著者が行う販促キャンペーンに否定的な意見もありますが、私は販促キャンペーンをすることをおすすめしています。

普通の著者であれば販促キャンペーンをしなくても構わないかもしれませんが、本書で解説しているコンテンツビジネスでは書籍の販促キャンペーンが必須です。

なぜなら、販促キャンペーン自体がある意味、一番の目的でもあるからです。

先ほどもいいましたが、書籍の売れ行きも大事ですが、出版の目的はオンライン講座につなげることです。

オンライン講座につなげるためには、まずステップメールへの登録をしていただかなければならないわけですから、そのためにステップメールを送るためのメールアドレスを獲得しなければなりません。

そして、その獲得手段で一番効率的なのが販促キャンペーンです。

 

キャンペーンに申し込む際にメールアドレスを記入してもらい、後々ここにステップメールを配信します。

 

ランディングページと特典を準備しよう

販促キャンペーンに必要なのは、ランディングページの作成と特典の準備です。

「何月何日何時から、何月何日何時までに買ってください」と告知しなければいけませんから、まずはそれを伝えるためのランディングページを作ります。

そして、そのランディングページでは、買ってくれた人に対してどんな特典を提供するのかを伝えます。

「こんなお得な特典があるなら、この期間に買っておこう」と思わせるような魅力的な特典を用意しましょう。

 

販促キャンペーンの特典はどんなものがあるのか

特典で悩まれる著者さんも多いですが、販促キャンペーンの特典は3パターンで考えるとよいでしょう。

特典① 書籍のテーマに関する特典

書籍の内容をサポートする特典を用意しましょう。

具体的には、教材、音声、PDF、動画、アプリなどです。

これを書籍を買ってくれた人全員に配布します。

特典② 著者に関する特典

抽選して当選者だけが受け取れる特典をいくつか用意します。

これは著者に関するものがいいでしょう。

例えば、あなたが北海道に住んでるのなら北海道の名産品にするなどの、自身のパーソナリティにちなんだ何かを特典にして提供します。

住居地だけでなく、趣味に関するものにするのもおすすめです。

その著者ならではのものが応援する側としては嬉しいので、オリジナリティのある特典を考えてみましょう。

これは金銭的に持ち出しになるので、申し込んでくれた人全員にプレゼントというわけにはいかないと思います。

抽選で1名〜10名ぐらいが当選する範囲で用意するとよいでしょう。

特典③ オンライン講座につながる特典

講座につながる特典、つまり各地のセミナー参加権や、複数冊購入者にセミナーを主催できる権利を与えるといった内容の特典です。

セミナーの場合、東京で20名、大阪で20名のような形で「総勢何名にプレゼント!」のような派手にプロモーションができるのでおすすめです。

こちらももちろん抽選でかまいません。

 

特典①〜③をうまくミックスすることで、キャンペーン参加者全員に喜んでもらえます。

全ての人に喜ばれるような特典を考え、たくさん申し込んでもらってください。

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