コンテンツビジネスにおける収益について考えてみましょう。
また、収益だけでなく出ていくお金のことも考えます。
そうすることで、このビジネスモデル全体のお金の動きをイメージできます。
コンテンツビジネスの収益源をオンライン講座にする理由
私が提唱しているコンテンツビジネスにおけるメインの収益源はオンライン講座です。
動画で何かを教えるならセミナーDVDの販売でもいいように思うかもしれませんが、オンライン講座にするべきだと私は考えます。
セミナーDVDの販売では、「物販」の要素が強くなってしまうので、受講生との関係性が作れません。
また、DVDだと一度作ってしまうと内容の差し替えができないのがデメリットです。
オンライン講座は、モノではなく成果にコミットしたノウハウを売るサービス業の一種です。
つまり、受講生と「先生と生徒」という関係性を作ることができます。
受講者が成果を得たときに感謝の気持ちを抱いてくれる点が、セミナーDVDの販売と大きく違うところです。
また、時代の流れによって、必要な部分だけど差し替えられるのも、オンライン講座のメリットです。
さらに、オンライン講座には、受講生が好きなタイミングで学習をはじめられるというメリットもあります。
このメリットは、実はあなたのメリットでもあります。
ビジネス塾のようなリアルの講座の場合、場所や日程を確保して経費もかかるため、「○期生募集!」のように期間を区切って、集中的に集客をすることになります。
しかし、オンライン講座の場合、いつからでもはじめられるので、集客目標もありませんし、集客に追われることもありません。
また、オンラインなので、一度講座を作ってしまえば、ランニングコストもほとんどかかりません。
ブログを経由してオンライン講座を知ってくれた人が、好きなタイミングで申し込んでくれて、勝手にオンライン講座で学習してくれます。
つまり、一度作ってしまえば、オンライン講座は自動販売機のように勝手に収益を作ってくれるのです。
リアルな講座を行った経験がある人はわかると思うのですが、毎回、基本的に講師が話す内容は同じです。
受講生は変わるけれど、講師が話す内容は同じなわけですから、何度も何度も同じ内容を繰り返し話すことになります。
同じことを話すなら動画でもいい訳です。
そこを動画に任せることで、あなたは自分にしかできない受講者ひとりひとりに寄り添ったサポート業務などに集中することができます。
これは結果的に、顧客満足度向上につながるでしょう。
オンライン講座を起点に逆算して考える
私が提唱するコンテンツビジネスでは、最大のキャッシュポイントはオンライン講座です。
オンライン講座の料金を設定して、集客見込みを考えて、売上予測を考えてみましょう。
このオンライン講座の収益の予測がたてば、そこから逆算して、全ての予算を考えることができます。
自分のオンライン講座の料金は、大体いくらくらいが妥当なのか、それで何人くらい集客できそうなのか、これを考えることでだいたいの売り上げの予測ができます。
売上予測ができたら、その中で宣伝広告費に使える金額を試算してみましょう。
売り上げの中から、自分が取る収益を抜いて、残った金額を宣伝広告費です。
宣伝広告費をゼロにすれば全て自分のお金になると考える人もいるかもしれませんが、宣伝広告費には、ある程度予算をかけるようにしてください。
ブログの記事だけの集客だと、最初は少しずつしか集まりません。
書籍が発売されればそこからの誘導や、Facebook広告などのウェブ広告を使った誘導で、ブログにアクセスを誘導し、そこから更にステップメールに登録してもらい、オンライン講座に申し込みが入ります。
つまり、最初の時期の投資が後の集客につながるので、宣伝広告費は非常に重要です。
広告宣伝費の枠を想定しておくことで、さまざまな打ち手を考えることができます。
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