いきなりコンテンツビジネスと言われても、何が何だか分からないと思います。
この記事では、そもそもコンテンツとは何なのか?
そして、そのコンテンツを使ったコンテンツビジネスというのはどういうものなのかについて書いていきたいと思います。
そもそもコンテンツとは何か
これから、コンテンツビジネスを展開する方法について解説をしていこうと思うのですが、そもそも、「コンテンツビジネス」の「コンテンツ」とはなんなのでしょうか。
いきなり「コンテンツビジネス」といわれても、よく分からないという人も多いでしょう。
ですから最初に「コンテンツ」とはなんなのか。
ここから認識を一致させていきます。
一般的にいわれているコンテンツとは、次のようなものになります。
コンテンツとは…
テキスト、写真、動画、音声などの素材を組み合わせて、創造的活動によって生み出されたもの
具体的にいうと、音楽と映像を合わせたオンライン講座や、写真とテキストを合わせた書籍などがコンテンツになります。
では、コンテンツビジネスとはなんなのでしょうか?
先ほど、私はコンテンツのことを「テキスト、写真、動画、音声などの素材を組み合わせて、創造的活動によって生み出されたもの」と書きました。
そのコンテンツを活用したビジネスこそがコンテンツビジネスです。
「テキスト、写真、動画、音声などの素材を組み合わせて、創造的活動によって生み出されたもの」と言うと、何だか小難しく感じてしまうかもしれませんが、あなたが今までに勉強、体験、習得したことをノウハウとして体系化し、それをオンライン講座や書籍などにして、ビジネスを展開することをコンテンツビジネスとして定義しております。
コンテンツビジネスとは…
勉強、体験、習得したことをノウハウとして体系化して、それを使ってビジネスを展開すること
これだけ聞くと、「なるほど。つまり自分の持っているノウハウをコンテンツとして販売して、お金を稼ぐんだな」と考えると思います。
でも、それは間違いではありませんが、正解ともいえません。
ただノウハウをまとめて販売するだけでは、通常の情報商材やセミナービジネスと同じです。
私の考えるコンテンツビジネスは、ただ売って終わりの情報商材やセミナービジネスとは違い、あなたの持っているコンテンツを使って、ビジネスを最大限に拡大展開する仕組みを作ることなのです。
そして、この仕組みを使えば、あなたは自分の中にあるコンテンツを最大限に利用できます。
なぜなら、私の考えるコンテンツビジネスとは、1つのコンテンツを「使い倒す」仕組みだからです。
1つのコンテンツを使い倒してビジネス展開
私の考えるコンテンツビジネスは、1つのコンテンツを使い倒すことが大きな特徴です。
そして、そのコンテンツは、次の3つの順番で使用します。
- オンライン講座でマネタイズ
- 商業出版でブランディング
- ブログで集客
それぞれ見ていきましょう。
1. オンライン講座でマネタイズ
まずは、あなたが今までに勉強、体験、習得したことをノウハウとして体系化し、それをオンライン講座にしましょう。
具体的には動画を使ったオンライン講座を作ります。
そして、それを販売していきましょう。
2. 商業出版でブランディング
オンライン講座を成功させるために必要なことは「ブランディング」です。
ブランディングとは、自分が何者であるのか? を作為的に認知させることをいいます。
ここでは、自分を何かの専門家として認知させ、お客さまからの信頼度を上げると解釈してもらえればいいと思います。
そうすることで、あなたのコンテンツに興味を持ち、安心して申し込んでくれるようになるのです。
もう、買って、買って! とお客さまにアピールしなくても、向こうからオンライン講座に申し込んでくれます。
そして、その状態を作り出すためにおすすめなのが、商業出版です。
3. ブログで集客
1つのコンテンツを使い倒すのはまだ続きます。
商業出版をしたら、その時の原稿も使い倒しましょう。
商業出版の原稿を見出しやタイトルを整えて、検索エンジンで記事を見つけた人に有益な情報になるような記事になるようにリライトしましょう。
ブログを運営することで、検索エンジンやSNS、商業出版、その他のサービスからもアクセスを誘導し、集客につなげていくのです。
利益のためだけではないコンテンツビジネス
私の提唱するコンテンツビジネスは、ただ単に「オンライン講座を売るための仕組み」ということではありません。
コンテンツを最大限に利用することで、さまざまなメリットもあります。
①顧客獲得
検索エンジンでは、何かに悩み、解決したい人が検索をするのですが、ブログを使えば、いろいろな角度でお客さまを獲得することができます。
私は、これを「直接的な顧客獲得」と「間接的な顧客獲得」と呼んでいます。
私は出版したい人のお手伝いをする仕事をしているので、「出版したい人へその方法を教えます」というのが直接的な顧客獲得です。
出版したいと常日頃思っている人に対して「私に相談しませんか?」と問いかけることで顧客を獲得します。
間接的な顧客獲得は、例えば「ブランディング講座」を開いて、ブランディングをしたい人を集め、ブランディングの手法を教える中で「出版がブランディングに最適ですよ」「出版しませんか?」と出版のお手伝いをするサービスに集客するイメージです。
②社内研修
実は、オンライン講座は販売する以外の方法でも利用されています。
例えば、社内研修です。
会社に新人のスタッフが入ってきたとき、社内研修をする会社は多いでしょう。
新入社員の人に教える内容は、毎回同じようなことなので、これをオンライン講座化しておけば、教育係のスタッフの手間が省けます。
コンテンツとして1回作ってしまえば、新入社員が入るたび、同じものを見てもらうだけでいいので非常に楽になるわけです。
もし、社外でも通用するようなノウハウなのであれば、それを社外で販売することも可能になります。
③外注発掘
外注業者に仕事をお願いする際に、約束事や最低限欲しいクオリティを毎回説明するのは面倒です。
そこで、外注に必要なスキルをオンライン講座にしてみましょう。
例えば私の場合、ライターさんに文章を書いてもらうことが多いので、「フリーライター養成講座」というオンライン講座を作ってみるとします。
講座で収益を上げながら、卒業生の中から優秀な人がいたら社員にスカウトしてもいいですし、外注業者として何かお仕事をお願いしてみてもよいでしょう。
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