自分のコンテンツでオンライン講座をはじめてみようと思っても、何をどうはじめればいいか、なかなか分からないものですね。
なので、必要な準備や工程を解説していこうと思います。
オンライン講座の内容と体制を考える
コンテンツビジネスを考えた場合、マネタイズする一番の肝となるのがオンライン講座です。
「もう動画は作成したけど?」と思われたかもしれませんが、動画はオンライン講座のコンテンツのひとつであり、それだけでオンライン講座が完成する訳ではありません。
オンライン講座は、オンライン講座用のサイトを作り、お金を払ってくれた受講者だけがそのサイトにアクセスできるようにします。
どうやってお金を払ってもらうのか、どんなサイトにするといいか、オンライン講座の中のカリキュラムで使う資料やテキストはどうやってダウンロードしてもらうのか、受講後のフォローはどうするのか……などなど、考えることはたくさんあります。
オンライン講座全体の内容と実行する体制、集客から卒業までのフローを考えていきましょう。
オンライン講座の集客から卒業までのフロー
お客さまの集客から申し込みまでのマーケティングから、申し込み後〜卒業までの運用、卒業後のサポートまでのフローを考えます。
STEPごとに、使用するフォローとあなたが用意するものを図で確認してください。
こうやって書き出してみると、やるべきことがたくさんあるのがわかると思います。
STEP1の認知とSTEP2の集客、STEP3の教育、STEP4の申し込みまでが、マーケティングの分野になります。
各STEPごとに、簡単にやることを説明していきます。
STEP1・認知
認知とは、あなたのオンライン講座を知ってもらうための作業です。
オンライン講座を広く知ってもらうためには、SNSの運用と検索エンジンからアクセスを呼び込めるブログを作らなければなりません。
つまり、ブログのSEO対策やTwitterでの拡散を行いましょう。
商業出版も、ここのステップに入ります。
STEP2・集客
認知の結果、ブログにアクセスを集約させます。
ブログに集まってくれた人たちを、今度はステップメールに誘導し、登録してもらえるようにしましょう。
そのためには、ステップメール登録用のランディングページや登録フォームが必要になります。
STEP3・教育
ステップメールでやることは、「教育」です。
自分にオンライン講座の内容が必要であることを自覚してもらい、申し込みたくなるようになっていただきます。
STEP4・申し込み
ステップメールの最後でオンライン講座の申し込みへ誘導します。
この時に誘導するのは、オンライン講座のランディングページです。
そして、決済してもらいます。
申し込みをしてもらった際の自動返信メールなどもしっかり準備する必要があります。
もちろん、オンライン講座用のサイトも必要です。
オンライン講座用のプラットフォームとして、Udemy・Schoo・Teachable・LCKcloudなどもありますが、いずれも人のサービスですし、中には定額で会費がかかるものがありますので、可能なら自分で作ることをおすすめします。
STEP5・フォロー
無事、オンライン講座を卒業してもらったあとは、オンラインサロンでフォローしていきます。
この際も、ランディングページで宣伝します。
オンライン講座で信頼関係が構築できた人が、その関係性を継続したいと思ってオンラインサロンに申し込みたくなるようなランディングページを作ることが大切です。
ここでも、決済と自動返信メールなどの準備が必要となります。
そしてもちろん、オンラインサロン自体もきちんと用意しなければいけません。
オンラインサロンは、Facebookグループで作成するのがおすすめです。
以上が、フロー順のやるべきことです。
必要なもの、用意しなければいけないことはかなりの数になるので、上記の図でチェックしながら、足りないものがないように確認してください。
最終的なゴールを意識しながら手順を考える
コンテンツビジネスの最終的な目標は、オンラインサロンに収束させていくことです。
受講中も、常にコンテンツのファンから自分のファンになってもらうことを意識しましょう。
一切受講者と関わらずに自分のファンになってもらうというのは、なかなかハードルが高いことです。
ですから、要所要所で受講者と接点を作っていくといいですね。
月に1回のオンライングループコンサルとか、質問し放題の体制とか、そんな受講者との接触頻度を高める工夫をフローの中に盛り込んでいくと濃い関係性を作ることができます。
受講料は松竹梅の3コースを用意する
受講料に関しては、松竹梅にするといいというセオリーがあります。
よく外食店のランチやディナーで、低額・中間の価格・高額の3種類価格帯のコースが用意されていることはご存知だと思います。
あれが松竹梅の法則です。
料金が松竹梅で用意されている場合、殆どの場合が真ん中のコースを選ぶというのがこの松竹梅の法則になります。
また、松竹梅にすることで、お客さま本人が「自分が選んだ」という自覚を持ち、当事者意識を持ってくれるようになるのです。
また、「やるかやらないか」の2択よりも、「松・竹・梅・やらない」の4択にする方が、購入してもらえる確率が上がります。
やる・やらないではなく、どれにするかという選択にしてあげましょう。
松竹梅の差を考えるときは、まずは竹を最初に作り、それを基準に松と梅を考えましょう。
松は、ガッツリとサポートするコースにします。
松の特典として毎月個別コンサルなどの手厚いサポート以外にも、実践会の開催の権利などをあげるのも喜ばれる方法です。
交通費と宿泊費くらいは負担してもらっていいと思いますが、講師料を無料にしてあげてみてください。
梅のコースは、教材のみ閲覧できるという内容にします。
質問もできないような簡易的なコースです。
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